コラム

節分までに知って欲しいこと

🟡節分までに知って欲しい事

節分

今、私たちが過ごしている太陽暦では、1年のはじまりが1月1日。
ただし、昔から使われていた「旧暦」では節分の翌日の「立春」から新しい年がはじまります。

 

まず干支とは旧暦で定められています。
ということは干支も、旧暦で新年がはじまる「立春」の日に新しく変わるということ。
つまり節分より前に生まれた人(1月1日~2月2日に生まれた人)は、現代でいう前の年の干支になるんです。

早生まれの人は、東洋の占いでは旧暦でみるのが一般的ということになります。例えば九星気学・四柱推命・易学などが、立春を新年として扱います。
私のタロットやリーディングも一年みる場合は「立春」から新しい一年と考えています。

早生まれの人で、ふだん太陽暦で十二支を判断している場合は、占いの際の干支はいつもと違い、前年の干支を用いることが多いということを覚えておくといいですよ!

 

旧暦の元旦である、今年(2021年)の立春は2月3日、節分は2月2日。節分が毎年2月3日というわけではないのです。「初めて知った」という方も多いかもしれません。

 

暦の上では、2月の節分までが冬で、立春を迎えると春となります。節分から立春は、新しい年を迎えるだけではないのです!

 

・運気が変わる時
・気の流れが変わる時

 

としても重要な変わり目とされています。

そこで、旧暦で新年の前日である「節分」には、1年の締めくくりとして、古くからよいとされる過ごし方があるのです。

節分の豆まき

節分の豆まき

節分は本来、1年に4回あります。
現在、節分として行事が行われるのは、4回の節分のうち、2月の立春の前日の節分だけです。

旧暦では立春から新年がはじまるとみなされているため、その立春の前日である2月の節分だけが、太陽暦でいう「大晦日」と同じように特別な扱いを受けるようになっています。

 

そんな2月の節分といえば、豆まきをするのが一般的。昔からの習慣で行なっている人は多いと思いますが、実は豆まきは、旧暦の大晦日である節分に、心身に溜まった邪気を払い、無病息災を願うという、新しい年を迎えるための神聖な儀式なんです。

魔を滅するという「魔滅(まめ)」という漢字を使い、豆をまいて鬼を追い払う(魔を滅する)ともいわれています。
豆まきの一般的な決まりごとは、とてもシンプルです。

 

🟡炒った福豆を用意する
🟡その家の主人が豆をまく
🟡「鬼は外」で部屋から玄関の方へ豆をまく
🟡「福は内」で逆に部屋に向かって豆をまく
🟡豆まきが終わったら自分の年齢より1つ多く拾って食べる

 

なぜ豆を1つ多く食べるか、、、というと、新年の厄除けの意味が込められているといいます。

節分で一番覚えておいて欲しいのは
「節分」は旧暦の「大晦日」にあたり
「立春」は旧暦の「元旦」
だから新しい運気や流れが変わる大切な時期だということ。

 

せっかくの門出のチャンスです。
「新しく始めたい事がある」という方は、この機会を逃すことなかれです。どんどん新しい事に挑戦しちゃいましょう。後押ししてくれるパワーに溢れています。
ワクワクすることをチャレンジするのにもぴったりでしょう!
ちなみに「ワクワクすること」ってあなたにとってどんな事ですか?意外にわからない方が多いと思います。または無理だと諦めてるなど、、、
「不安」や「諦めている気持ち」を置いておいて、ワクワクすることをお気に入りのノート(大切)などに書き出してみる事もオススメです。書く事で、視覚化する事ができますし、「私ってこんな事にワクワク出来ることがあったのかな?」という意外な気づきもあるかもしれません。

 

人生の転機の日って、何度でも自分で作ることができるんですよ!
せっかくこの世に人生の転機の日がたくさんあるのですから、立春を新しい転機の日にして生まれ変わってみましょう!!!

 

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