毎年占い

2021年の全体運

風のエレメントに変わりましたね。

物質や所有を意味する地の時代から、風の時代へと移り変わりました。

風の時代は精神的なものや見えないものに大きな価値がおかれるようになり、ここから200年はその価値観が大きく支配する時代になっていくでしょう。風の時代の価値観の変化は、国そのものにも大きな影響を与えるようになります。

今まではアメリカや欧米諸国など先進国と言われる国の施策や考え方が世界中に基準となっていましたが、2021年以降はそのような大国主義の影響は次第に弱まっていくと考えられています。

大きな国による、大きな支配構造は終わりが見えてきています。
大きな国による一方的な支配ではなく小さな国であっても良いものは評価され、文化的、経済的にも注目され、反映されていくはずです。各国の新型コロナウイルス対策などをみても、小さな国ほど成功していることをみれば明らかです。新型コロナウィルスによる経済的な打撃は2021年も続きます。

場合によっては日本各地でも緊急事態宣言が再度出され、ロックダウンをせざるを得ない状況が続くでしょう。

世の中の動き

ワクチン開発もなされていきますが、それが市民レベルにまで浸透するのは何年もかかるはずです。
その間に2020年までに築いてきた経済の核となる基盤や価値観が大きな変化を迎えていきます。特に重工業などの分野では開発資金や人件費の問題が浮上し、大企業であっても倒産・吸収合併によるリストラなどが増えていくでしょう。

しかし逆に薬品系、IT系などはバブル期を迎えていきます。コロナによって発展したオンライン産業、またワクチン開発などは最盛期を迎えていきます。
時代の先を読み、何かを自分のものとし世界に発信をすることで、個人であっても大金を稼ぐような仕組みが整えられていき、経済的な格差はますます広がっていくでしょう。

例えばアメリカの大統領選挙などを例にみればわかりやすく価値観の違いがますます人々の分断を大きくしていく世の中になります。
「コロナは単なる風邪に過ぎないのでマスクをしない」「そこまで気を配らない」という楽観思想の人もいれば、「きちんとマスクをし衛生感度を高め人にうつさない」「自分もうつらないように細心の注意を払う」という人もいるように、新型コロナウィルスへの考え方一つをとっても立場は人と全く違うことがあり、それが思想や価値観を反映し、対立構造がますます深まっていく世の中になります。

本来ならば多様性を受け入れ自分とは異なる価値観を持っていても対話をし、理解を深めるからこそ協調性を生み出し協働していくことができます。
しかし残念ながら自分とは異なる考えを持っている人を排除し、受け入れないという価値観が深まりやすくなる流れにあります。するとそれが対立を生み出し、新たな憎しみや国家間の争いが生まれるでしょう。

コンサートやイベント、演劇や映画鑑賞などの文化的なものに関してはまだまだ密を避けるという観点からイベントなどがキャンセル、オンライン興行に移行をしていきます。それにより一般市民は文化への理解や価値を尊重するという視点が次第に薄れていきます。
オンラインでは家にいながらにして好きなものを見たり聞いたりすることができますが、そこには自分で好きなものを選択するという工程が含まれています。つまり見たいものだけを見る、見たくないものに関しては避けるという価値観が生まれ、次第にそれが他者への理解や共感が薄れていくことに繋がってしまいます。

例えばアートという表現には自分が見たくないもの・衝撃・驚きという経験があるのでなんらかの形で自分の心が動かされる体験があります。
それを含めてアートの役割でもあり、その経験から自分が変えられていく場合もありますが、自分の見たいものだけを見るという経験だけでは文化や芸術に関する感度そのものが低くなってしまう場合もあります。

自然環境

新型コロナの影響は何も悪いことばかりではありません。
自然環境にとっては回復と再生の道筋をたどることになるでしょう。

例えば観光地などではキレイな自然を売り物にしていても、人がたくさん来ることによりゴミが増え自然環境そのものが破壊されていくということがありますが、コロナの影響で自粛することにより人々による環境への影響が軽減化されるので、自然そのものは守られていくでしょう。

濁っていた海が透明に澄んで魚や生物が戻ってきたり、生態系そのものが回復していく流れになります。
また自然そのものの美しさやその回復の途上にあることを知ればその美しさをいかに守っていくかという人間の課題も明確になり、そこに視点が与えられるようになるでしょう。

新型コロナウィルスに関しても、人間が自然に対していかに乱暴に扱ってきたかということが注目され、人間の罰として神から与えられた試練だという考えも次第に強くなっていきます。自然や環境そのものに対してのアプローチの方法がより豊かで優しいものへと変化していきます。

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスをこれ以上蔓延させないために、各国の薬品会社が研究開発を進め、どんどん有効性のあるワクチンが市場に出回るようになりますが、それにより経済格差を生み出してしまいます。
富んでいるいる人には早期のワクチン接種を受けることができるようになりますが、貧しい人はどんどん先送りになり、さらにウィルスが蔓延し、適切な医療を受けることが難しくなります。

またコロナウィルスの犯人探しにも注目が集まり、ある程度、コロナが抑えられ、発症数と死亡数が軽減した段階で、最初にコロナウィルスが見つかった国に対しての経済制裁や軋轢が生み出され、それが戦争へのきっかけを作るようになります。

昔のような核戦争ということのみが戦争を意味するのではなく、サイバー攻撃やミサイル開発による圧力など、ありとあらゆる形で防衛、そして先制攻撃も辞さない準備を各国が進めていき、見えない戦争が始まる可能性も大きくあります。

 

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オリンピック

2020年に行われる予定の東京オリンピックに関しては、2021年夏に先延ばしになりました。

この時期では夏という季節柄とワクチン開発と浸透も徐々に進んでいくので、オリンピックそのものに関しては開催される可能性が高いですね。

背景には企業との絡み・興行としてのオリンピックという側面があります。開催しなければ東京都と日本そのものがオリンピック協会に対して多大な借金を背負わなければならないので、どのような形であっても開催しようとする影がみえてきます。

しかし何万人も動員したり世界各国から選手や観客を集めるという形ではなく、最新の注意と自己責任という形に同意できる個人や国が参加をするという形になり、通常の大々的な国際イベントの形というよりは少し規模を縮小する形になるでしょう。

この東京での開催ができれば2022年の冬季オリンピックもアジアでの開催にあるので、どちらかというと東京がメインというよりは、冬季オリンピック開催に大きな関心と主軸が集まります。

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