2021年の全体運
医療
特に地方の地域医療に関しては大都市ほどの医療を整えることができず大都市と地方では大きな格差が生まれそうです。
特に地方ではコロナ患者に対しての病床数を確保することができなかったり、ワクチン摂取も大幅に遅れてしまうでしょう。
対策に関しては国に頼るというあり方よりも、自助努力の方向でコロナにならない・移さないという視点がさらに強調されていくようになります。
しかしどんなに気をつけていてもコロナに感染してしまうときはしてしまいます。
さらに自分の身バレに繋がらないように隠してしまうというあり方も多く見受けられたり、無症状感染を引き起こしてしまうことにより、重症化してしまう傾向も増え、医療従事者のストレスやが逼迫しコロナ患者に対しての医療が行き届かずに地方によっては医療崩壊をしてしまう危険があります。
政治
これは2020年12月末に時代のエレメントが変化することにも大きく関係していますが、今までの事なかれ主義的なあり方や個人の政治への無関心さが一変する可能性があります。
コロナ対策を通して、いかに国が方向性を考えていないかということがさらに明るみに出てしまい、政治そのものに対しての不信感が強くなり、人々の心も次第に変えられていきます。
自然と国の保障を求めるようになりそれに対しての動きが活発になり、声をあげ始める人が増えていきます。これは日本が大切だと感じているからこそ生じる運動であり、個人の叫びでもあるので、その連帯がさらに強くなっていくでしょう。
そのような思想背景には、特定の政治団体に属する人でなくても今後の日本をよくしていきたいという純粋な思いから発するようになるので、その声が次第に大きくなり、市民の声としてますます強まっていくでしょう。
声が大きくなれば国はそれを無視することができなくなる場合もあります。
民主主義としての働きが良い形で強まっていくことになります。
生活
市民の感覚としてはありとあらゆる考えの人がいるので、特に「新型コロナウィルス」に関しては、個人の衛生感度の違いが関係性を悪化させたり分断してしまうところがあります。
特に衛生感度が強い人はただマスクや手指を消毒すれば良いという感覚だけではなく、自分とは違う価値基準の人を断罪したり、個人の言動に口を出してくる場合もあるので、組織や職場などでは何かと軋轢を生み出しやすくなるでしょう。
例えば、集まって話をしているだけで注意されたり、嫌な思いをすることもありそうです。
少し注意をされれば嫌な人という感覚を受けてしまい、嫌悪感を抱きやすくなる場合もあります。またコロナに関しては個人が強い不安感を感じやすく、風邪程度の症状でも自分がコロナになったのではないかという得体の知れない不安感がつきまとい、鬱的な症状を発症しやすくなる場合もあるでしょう。
人それぞれ価値基準が違うので、いい面で妥協しながら折り合いをどのようにつけていくのかが課題になります。
声が大きくなれば国はそれを無視することができなくなる場合もあります。民主主義としての働きが良い形で強まっていくことになります。
流行
ある面では流行などが廃れていく場合もあります。
外出自粛がなされ、また新しく外行くの服を買うよりも、家の中を充実させるようなに家電製品やくつろぎグッズなどを購入する機会が増えるようになります。
特にファッションなどは自分が着心地の良いものなどを着るという主体性が増すので、流行に左右されるようなマインドは低くなるでしょう。
また社会的には大企業ほど経営の先行きが怪しくなり、リストラや経営縮小、吸収合併などが起こり、また個人に仕事のスタイルもオンラインが主体になりますので、働き方にも大きな影響を及ぼすようになります。
その中で人とどう繋がるのかも課題になりますが、全体主義よりも個人主義へと移行し、みんながどう考えるのかよりも、自分はどうしたいのかということにスポットが当たるようになります。
コミュニケーション
以前のように気軽に人と会うことがなかなかできない状況が続きます。
会ったにしても「この人、コロナだったらどうしよう」という思いがあり、どんなに親しい仲でも心から喜べないことが、コミュニケーションそのものを希薄化させてしまうことがあるでしょう。
LINE・電話・オンラインなどで繋がることはできても、孤独感が強まったり、安心感を覚えることができずに、精神的に落ち込んでしまう人が増え、いわゆる「コロナ鬱」に悩まされる人が数多くなり、社会問題にまで発展するでしょう。
「コロナに負けない」とは免疫力だけの問題ではなく、精神的なものも意味しています。
孤独に負けないために人に依存せす、自分の楽しみをいかに見つけるかが課題になるでしょう。
趣味や好きなことをさらに発展させていくこともできるのでそれぞれが自分のペースで自分なりの楽しみ方を見つけること、コミュニケーションそのものが変化しても人との絆が切れることがないことをしっかりと確認する必要があります。
おわりに
2020年12月末から約200年に一度変わる時代を象徴するエレメントそのものが変化します。
「地」が支配していた時代から、「風」の時代へ変わることにより、それが個人の生活や価値観にも大きな影響が与えられるでしょう。
地の時代は所有や動かないことそのものに価値観がありました。
お金さえあれば幸せという価値観から、もっと動きがあり、見えないものへと価値観を強める時代が始まります。
2021年以降の特に数年間は移行期に当たりますので、ありとあらゆる常識が通用しなくなり、自分自身の価値観も変えられていくでしょう。
柔軟性を持ちながら変化に対応し、その中で変わるものと変わらないものを精査していくことが一人一人に求められています。
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